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大規模自然災害とネット(情報通信)の進化

1時間に100㎜を超える雨、40℃を超える温度(四万十で41℃)関東各地の竜巻、3.11から2年半が経ちました。計画停電から始まり、地震津波想定と対策、当地も狼煙崎33m想定が公表されて「下田は33m」と不安と心配が広がり、観光客の足が途絶え、住まいや生活は高台で、海は防潮堤の強化にまっしぐら、そこへ冒頭の風水害、今までに無かったであろう自然災害が続きました。おかげさまで伊豆半島では西伊豆地区の豪雨被害が発生したものの台風もそれて無事10月を迎えます。こういう時こそ「用心・用心」 今、須崎地区では避難路を確保しながら日頃は山林里山保全道路に!ハイキングコースに!拡幅計画が始まりました。ルールで行くと「防災避難路は車が通る幅では不許可。」とか、防災に使え、里山保全に使え、観光・健康保持に使えるものを「なんという事。」しかし続々と・・です、田牛地区も避難路先進地吉佐美に負けるなと整備改修が進んでいます。生活に溶け込んだ中での整備は住む方のためは勿論ですが、来誘客をおもてなす面からもジワリジワリと効いてきて居るのか?猛暑だったとはいえ、観光客の戻りは道路渋滞で実感した夏でした。 9月27日の新聞記事「雨や地震などの気象情報、携帯やカーナビの位置情報で緊急時最適避難経路を個別に伝える他、寸断地域把握まで・・」情報通信システムは急速な進化を遂げています。私うろたえるのみ。 9月島根県ケーブルテレビ協議会(15社)学習訪問、話聞いて驚き「15社 連携、地域番組交換から救援体制(線が皆繋がっている)」・・(でもね3年かかったよ!に実感)10月は飛騨・郡上八幡ケーブルテレビ(日本で最初の自主放送開始局)で参加局間意見交換、総務省の方向性確認話も出ますがもっぱら当地課題とリンクする「飛騨・猪鹿庁」を立ち上げた話が大事です。京都丹波と併せ、天城の三大猪、鹿特産地、さあ、どうする会談も重要です(京丹波はNHK・エンタープライズ上田さんが担当です)パソコン進化と人の融合で少しでも役立つ結果を模索です。 気候の定まる秋冷の折、豊作と恵み感謝の祭りで賑わう楽しみな時節であります。どうぞこれからもよろしくお願いします。 平成25年10月1日         代表取締役 渡辺良平

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賑わった海・賑わった八幡神社例大祭 いよいよ多面的な地域防災の展開が求められます

3.11大震災が尾を引いて下田や南伊豆町に観光客の足が途絶え、大きな心配事の中で「復活なるか?」の8月が大賑わいのうちに過ぎました。久し振りの大渋滞から、食事どころの行列に安堵。 さあ、これから地域挙げての防災計画立案、行動、つい先日「伊豆歩倶楽部」事務局長であった笹本さんから「賀茂地域・古道」についてお話を伺いました。海と山の賀茂地域、各々の集落は古道でしっかり繋がっています。静岡県の南海トラフ防災対策予算は10年間で4千億円。当地の海山をつなぐ古道を再生して避難路にそして途中の広場を避難場所に。下田も南伊豆も松崎も河津も皆つながる。海と山がつながれば避難から救援、一時避難といろいろな手段を講じる事が可能です。 且つ、伊豆は今「ジオパーク。」また「石廊崎の再構築。」熊野古道の向こうを張って多面的な「ハイキング、散策、里山保全。」防災を兼ねて対応出来れば「一石四鳥。」実現に向けて色んな提案が具体的に早く求められているのではないでしょうか。 今年に入りましてから「南の桜・夜桜流れ星。」から「下田がんばる浴衣バル。」かずかずの民間立ち上げイベントが企画されて大成功、聞けば業界の横連携、人たちの横連携、横連携と盛り上げ機運が上手に絡んで成功しているのではないでしょうか。大事な生命・財産を守る、地域を守るには人も知恵も多面的な展開が必要、殊に当地は観光客の存在が有ります。地元の充実は外部に向かって大きな観光誘客の力になります。さいわい情報通信関係の技術進化は著しいものがあります。いつでもどこでもモバイル端末(多機能携帯端末)+パソコン+テレビの時代 私どももテレビ地上波の受信と再送信プラス自主放送の制作・送信 のみでなくて、各種受信装置との連携から送信計画の研究に入らなくてはいけない時代となりました。 また、経済活性のネタがないので職場が無い、だから職を求めて首都圏勤務、残されたのは育てた親と少人数の跡継ぎ世代。この嘆き節以外に稼ごうぜ、呼ぼうぜ、住んで貰おうぜ、の声と行動も目に付くようになりました。もう一歩の感じがします、お互い頑張って行動開始の初秋となります。どうぞ今まで以上に、ご助言ご指導宜しくお願いします。 代表取締役 渡辺良平

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防災について 自助・共助・公助 求められる言う事やる事

6月27日に県では10年間で4,000億円かけて南海トラフ地震想定の対策を実行します。そのためには県職員の給与を削っても・・川勝知事・・。 1番目「命を守る」2番目「被災後の生活を守る」3番目「迅速着実に復興を成し遂げる」そのために151のアクションプログラム(いつ、なにをするか)を発表しました。どんな被害が想定されるのか?という所からを県内くまなくチェックして組まれたプログラムを含めて関連資料は数百ページにも及びます。 県の覚悟と県職員の構築能力には頭の下がる思いですが、私達はどうすれば良いのでしょうか。 県が海岸沿い対策を公表したものには伊浜海岸・漁港、妻良漁港、吉田海岸,三坂漁港、手石港、五十鈴川、殿田川、中木川、青野川、前田川、下田に来て田牛漁港、吉佐美海岸、下田港、外浦漁港、須崎港、大賀茂川、稲生沢川など。 耐震化を図ったり、かさ上げをしたり、新設したりして整備を図ろうという叩き台です。詳しい関連データは県のホームページ「第4次被害想定」関連のところを開いてください。当社でもテレビで折に触れて説明する予定です。 そうか、県がやってくれるのか?良かった・良かったで良いのでしょうか? 住んでいる我々が最も望むものは何か?どういうものか?考えることと関係する役員さん(区長さん・防災会長さん・議員さん)に言う事が求められます。 また、それより先に避難路を! 避難場所の整備を! 避難場所の備蓄を! そして、避難する前に近所同士の連携を(隣の婆ちゃん、どの部屋で寝起きしている。薬は何と何を飲んでいて、どこに置いてある・・近所同士で承知している地域も現に有ります。)! 避難する前に家が壊れて動けない、家が倒れて避難する人の妨げになる事はな いか、確認と手入れも必要です。お家の全部を地震に耐えられるようにしなくても、普段寝起きする場所の手入れだけ、それより先に家具が倒れないように金具で止める。これも方法です。 お知り合いの方に声をかけてお知恵を借りて、いよいよ行動の時が来ました。 来年の9月は下田港を中心に賀茂地区が静岡県一斉防災訓練の担当拠点地区です。遅くても、その時までに自分の命は自分で守る、そのために家族や友人知人、近所地域の交流を確立して、安全安心の心構えを先ず作り上げて、次に自主防災活動の方や責任者に希望要望事項を伝えて必要と思われる共助や公助を求めましょう(自分たちで出来る範囲には限界が有ります、また国や県は具体的な詳細事項については判らないし、見えないことが一杯あると思います。)。こうして一人一人の考えと行動が大きなうねりとなった時に群馬大学大学院・片田教授とその教えを守り行動できた釜石の児童たちをはじめとして多くの苦難に今も立ち向かって居られる方々にお返しできるお礼と励ましになるのではないでしょうか。東北の被災地、全く同じ地形に住む私たちが学んでいる姿は現地の復興復旧に必ず支えになる事を確信しております。 平成25年8月1日 代表取締役 渡辺良平

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防災啓蒙・啓発番組が出来ました

片方 エリアワンセグ制度発表 CATV全国ネット配信開始   3・11大震災 早いもので2年余が経過しました。ようやくかもしれません がこの度、海上保安庁、静岡県、群馬大片田教授、日赤、東北現地の方々はじめ沢山の皆様のご支援を戴き防災啓蒙・啓発番組が出来ました。 シリーズ1(30分)では災害の恐怖、殊に怖かった津波の記憶を中心に現地のお話と状況を、終盤には過去の当地の水害や山崩れの実映像で構成 シリーズ2(10分)で だからどうする、どうしよう の内容です。 シリーズ3(10分)で 当地はこんなに素晴らしい  の内容です。 限られた人材と時間の中で荒削りな番組しか制作できませんでしたが、外部関係者の熱意とご支援には本当に頭の下がる思いでありました。 行政並びに自主防災組織関係者にお配りして日常啓蒙啓発に使って戴きます。 シリーズ2と3は外部に向けて“だから安心、だから安全”をPRしようという狙いも視野に入れました。 と言いますのは「AJC-CMS」という日本ケーブルテレビ連盟組織(加盟オペレーター360社、送信世帯全国の約50%) 間で各社の自主放送番組交流システムが稼動しています。(昨年9月より本格運用)これによりどうにか当地の不安よりも安心を外部発信しようと意図しています。 つまりケーブルテレビ番組は全国ネットの認識です。今後、市町の人たちとともに当地発信番組をいかに出来るか時代に入ったということです、各局に採用される番組が求められる訳ですが、我々の日々の研鑽と同時に地域一体がケーブルテレビの真髄でもありますからより一層地域に溶け込んだ広報が必要とされます。 またタブレット端末(スマホ、Ipad等)で見れる、聞ける、読めるワンセグ・エリア放送の仕組みが本年度、改めて制度化されまして、先日通信局で説明会が行われました。現在ではエリア限定放送が有り、基幹線はひかり?無線?等の課題事項はありますが、テレビやパソコンを含めて情報伝達の仕組みや方法が便利な方向に一日一日進んできます。片方ではコストを見ながら片方では関係する方々との緊密な連絡(ホーレンソー(報告・連絡・相談))をもって情報過疎にならない為、耳を澄まして、目を皿に。さあ頑張らなくっちゃ! です。 首長さんはじめ議員さん有志の座談会も回を重ねて参りましたが、これからは下田市、南伊豆町の垣根を超えて両市町議員有志が交じり合っての座談会も行おうというご意見もご提案戴いております。お茶の間で市町も向こう三軒両隣(りょうどなり)の光景やお話もご覧ください。慣れぬ進行の中で立ち上げ当初は「渡辺!お前ばかり喋っているな!」と叱声、お陰様で習うより慣れろ、回が重なり、むしろ今では出番なし!有り難いことです。 平成25年7月1日 代表取締役 渡辺良平

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放送通信の激変・進化とついていけるか?心配の日々

いままでアナログ時代に送っていた電波の帯域が空きました、これはホワイトスペースと呼ばれています。 この空いた帯域を使って「エリア放送」という仕組みが開発されました。エリアワンセグ放送ともワンセグ型エリア放送とも言われます。微弱電波なので半径数メートルから数百メートル程度の限定されたエリアで視聴可能な映像(動画・静止画)、データ放送などの情報配信仕組みです。全国では累計1億2千万台出荷されているワンセグ携帯端末で受信が出来てインターネットサイトへも接続が出来るものです。今年の3月まで技術基準の策定などの環境整備が行われておりましたが、いよいよ本格的な実用化を迎えています。 片方では昨年末より試験電波送信を行っておりました「東京スカイツリー」が本送信を開始します。目まぐるしく進化する(私には変化すると見える)電波送信は眼に見えないものだけに厄介なのですが、マイナンバーが検討されている理由もわかります。データ管理などはパソコンでの処理能力が「早くて沢山」これにより前回の東日本大震災で住民データが流出して無くなり、皆目見当がつかなくなってしまった自治体が有った等と言うことは昔話になります。 私ども業界の例を持ち出しますとNABという米国ラスベガスで毎年行われている情報通信機器展ではブラックマジック社が3,999ドル(約40万円)の4K(高精細映像)カメラを展示、同社はパソコンメモリーが主流でカメラメーカーではありません。どこがどういう垣根になっているのかも判らない時代、そうなんです片方では数百万の業務用カメラから10万円を切るカメラまで、デジタル時代の進化は恐怖でもあります。CDが出てレコード針が不要になった!なんて恐怖の変革があったのはつい先頃ですもの。 この地に合った仕組みはどうなのか、費用と効果はどうなのか、先々の進化と変化はどうなのか、常に求められていると言うより突きつけられています。 落ち着いて防災に目をやりますと先日、ご説明に上がった折、「安全・安心なんか有るか!お前が出来る訳が無い!」とえらいお叱りを戴きました。 その通りです、しかし如何に微力であるかを知って、方法を論じて、実行して、いつ来るか判らない自然災害とお付き合いの出来る毎日が送れる環境作り、大仰な見出しに振り回されない学ぶ資料提供こそ本業と思い、そうです微力を傾けます。よろしくご指導のほどお願い申し上げます。 平成25年6月1日         代表取締役 渡辺良平

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点で語らず 縦横高さ 立方体で語り動きたい

先月南伊豆町長選挙開票ナマ中継、思い起こせば2年前同町町議選開票放映 「票の束と名前わかれば良し。」で行った時、「もう少しハッキリ、なんでボヤケテ?」たくさんの励ましのお叱り電話頂戴でした。今回80%近い投票率で、見て居ないのかなあ?と思うほど(電話ナシ)でした。わずか2年で仕組みや機器は激変、進化しています。沢山お金掛けるばかりが正しい?今回関連設備機器〆て購入代金65万円、慌てず遅れず研究と工夫にこれからも努めます。 南伊豆視聴者の皆様には小生赴任してすぐデジタル設備転換の際ご無理な値上げをご承諾いただき、ご恩に少しは報いる事が出来たかなあと思いました。 お金を掛けると言えば下田市ではマスコミの煽りも感じますが市庁舎建設計画の高台?現在地?二者択一の話題と批判・評論が騒がしいです。 ここまで石井前市長が借金財政を大きく改善(これにもケチをつける輩あり)浄財の使い方と将来を見据えて最善を求める為には“落ち着こう下田”が肝心 千年に一度?有りや無しやの想定に振り回されず、まず防災と言うか地震災害を視野に入れた場合、まず一番目は“命を守る”復興の途についた2年過ぎの東北、生き残った方の中で元気印の方々行動と活力を見るにつけ、話すにつけ、「自然との上手なお付き合い、豊かな恵みのお返しとして、知り、学び、教え身を守ること(来遊客含め)の大切さと方法の確立。」一番目にしたいですね。 スケールは違いますが先の開票ナマ中継ではありませんがビッグデータで有っても、参入し易くコストメリット(安価になった)のあるクラウドコンピューター利活用が出来る時代となりました(住民データはもとより、日常の薬剤利用管理まで総体管理が動けば災害発生後、活きる。)。劇的情報管理進化時代です。 こんな時代、業界の一部を担う者として地域密着、不足を補う活動に精を出さなくてはと思います。これからも宜しくお願いします。 (追記・下田市市庁舎計画について私見ですが賛否を論じる者では有りません 財政・過疎高齢化・産業振興・交通基盤等々と対比して災害想定、伴う対策には思い切って何もしないと言う案が有っても宜しいか? どうか時間軸(過去、現状、将来)を加えて、ぜひ賛成だ反対だ議論から抜け出ましょう。) (蛇足・・・なにより先ず子供達の仕事がある町を作るのが建物より先) 平成25年5月1日         代表取締役 渡辺良平

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防災 安全宣言地域作り そこからお客様をお招きしよう

河津桜の開花が遅れたと思えば,ソメイヨシノはいつになく早咲きで東京では満開と聞く、気候がどうも・・何かが不安定ですね。そのような中で3.11大震災から2年が過ぎました。現地の復興はいかがなものか、県内市役所青年職員の釜石研修が行われ下田市役所からは10人もの有志の方が楠山市長からのお土産を片手に現地訪問されました、御殿場や島田等の参加他市町からは地元ケーブルテレビ記者が同行する羨ましさを耳にしながら、弊社の杉山君は震災から2年の映像確認をして来てくれました。津波到来時に逃げ遅れた人たちを誘導に戻り津波に巻き込まれてもみくちゃにされながらも宝来館(釜石市根浜4階建て旅館で避難所)女将は逃げ遅れた方々と一緒に間一髪、命をつなぎ、お客様はじめ近隣住民と裏山で一夜を・・・2階まで瓦礫の山となった旅館は今復旧して「生きていることが大切です。」と語る女将さん、また釜石から大槌町、山田町を案内してくださった南三陸鉄道OBの釜石ボランティアガイド会藤井さんの詳細説明もまとめて4月に放映させていただきます。 3月には下田・朝日小学校の6年生児童が吉佐美地区の津波避難路の内、4箇所を案内番組として制作してくれました。子供たちの目 避難路 この案内はおそらく近いうちにスマートフォンやIPAD・パソコンでも閲覧ができるようになるのではと思います(児童の作られた案内番組も4月再度放映します。) 昨年3月末慌てて、「内閣府中央防災会議」が学者発表した南海トラフ予想に振り回されて観光地・当地は大きなマイナスイメージを受けましたがプラスの思考で「すぐに裏山がある、避難路が整備されている。どこよりも安心。」を外向けに発信です。先に下田市の場合「下田市自主防災連絡会議」が発足して自助・共助の共有とレベルアップ作戦がスタートしました、これから市役所と両輪のリーダーシップのもとで市民が一丸となって災害に強い安心安全の町で、安心して誘客出来る町にしましょう。町づくり再構築の手段は多岐にわたります、先頃市庁舎高台移転を保留する楠山市長の発言は大きな波紋を呼んでいますが「落ち着こう日本・落ち着こう下田・南伊豆」全体バランスの中で諸方面から考える良いチャンス(財政・高齢化・都市計画・順序)ではないでしょうか(議員座談会の中で、「地元建設業を優先」の声の裏側には防災準備も有ります、主肝心な時に人や重機が無くして対応は出来ません、これも多面的にです)高台移転をやめた訳ではないのに、私共も点で表現することの無い様留意です。先日「空き家の解体費用4/5を補助する。」との記事を目にしました、これは首都直下地震対策で安全のための整備の一環ではないか?と思いました。各地で各方面で色々な手段が講じられます。当地にあっては豊かな自然(豊富な食べ物+健康が回復する気候環境)と素晴らしい海岸線(津波が来ても大丈夫な後ろに控えている山)、この環境を外に向かってどう展開するのかが求められています。ひたすら誘客一本にしぼり、工夫と勉強を続けたいと思います。どうぞご指導宜しくお願い申し上げます。   平成25年4月1日 代表取締役 渡辺良平

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アベノミクス インフラ整備

群馬大学大学院片田教授をはじめ、3.11大震災直後片田教授と避難路を同行された産経新聞社のご支援を戴き防災紙芝居を作って相手の顔が見えるテレビ屋として小中学校を随時訪問、児童生徒それに先生方とお会いさせて戴いて居ります。 今賀茂郡(一市五町)合計で0歳児382人、1歳児401人、2歳児388人等に見られる様に少子化と言うより地域ガラ空きの感あり。こんなに素晴らしい土地を、地域を放棄しているのは子供達ではありません。道路事情が、電車事情が、交通インフラや情報インフラ整備が為されていないから、だから仕事もない? そうでしょうか? 20年続いた負の連鎖 低迷凋落、こんな言葉を定着、蔓延させたのも大人たち、私達。 政治もアベノミクス、方向方針が見え始めています。拙速すぎたコンクリートから人へ、地方から都市への一局集中。人が作った仕組みは人の手で代えないと行き過ぎは黙っていても戻る事はありません。地域防災に関連して情報通信インフラ整備に国の方向付けが見えてきました。デジタルの時代になり、放送設備を一新したのがつい昨日のように思われますが、2月20日ケーブルテレビ連盟での総務省補正予算関連説明会は参加150余名、防災に関連してのインフラ整備計画、計画と予算補助金の検討。さあこの地域どうするの? がスタートです。 当地小中学校大半を防災授業で訪問しました。児童生徒の希望と明るさに満ちた眸、先生方の熱心な指導、地域を思う熱い思いに後ろを押され情報通信過疎地域から住み良い、仕事をし易い、仕事の有る地域に変えようと。出来ることからやっていって世の中変わる。早急に確実に少ない負担で実現可能な仕組みを構築する事が出来る可能性に向けて先が見えてきました。 今月3月5日には防災先進校として県知事褒章も受賞している下田・朝日小学校(高橋美智子校長)6年生児童が爺ちゃん婆ちゃんから観光客に「テレビでもスマートフォンでもパソコンでも見れるように。」吉佐美大浜海岸中心に同校区内4箇所の避難路案内番組を制作します。 学校に行きますと「電子黒板が有ります。(町の予算の都合上、各クラスにはありません、各階に1台)」児童達は電子機器に慣れ親しんでいますので2分か3分番組でいつでも、どこでも、誰でも見れる案内番組が出来ると思います。期待をして下さい。大都会で人が大勢居る地域でも地域が一つになって年寄りのため、来客観光客のために活動する所は無いと思います。 先生や児童生徒に負けてなるもんか、大人の頑張りどころがあります。 どうぞ情報通信インフラ・有効活用のお知恵をご指導下さいませ。 3月1日  代表取締役 渡辺良平

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物差しの当て方

下田に赴任して6回目のお正月でした。時に下田・南伊豆の人口は併せて3万5千人、今年は3万3千人、少しづつ少しづつ減ってますが、賀茂地域全域で今7万人、そうなんです静岡県の人口の2%。でも面積は県全体の3%もあります。そこに山があり、里があり、川があり、海が。 自主防災の関係で小中学生の教室にお邪魔して「豊かな自然の恵みに感謝して自然とのお付き合いの礼儀として自分達を自然災害から守ること」を説明しています。いつ来るか判らない地震に怯えるのではなく 豊かな自然とお付き合いできる生活を身につける。便利さに囲まれた日常から一歩引いて見る事で忘れがちになるものが見えることも有りますね。 福島原発の事故発生から不眠不休で指揮をとられた吉田所長は癌手術を終えられた後、脳内出血で今闘病中とのこと、ゆっくり休養されることもなくご苦労されているご様子、御快癒を祈るのみです。 計画停電の有った当時東電女性職員は空弁当を投げつけられたり・・、落ち着いて一つづつ見て行きたいですね。 一つ目、先月立川駅でJR東日本は2月の休日に「リゾート踊り子号」中央線高尾から出しますよ、南の菜の花と桜をどうぞ!と試乗会・・・思えば計画停電のとき踊り子号の運休で当地も苦しみました。1年半過ぎてJRも伊豆南を忘れることなく手を入れて下さいます。JRの都合と受け取れば実も蓋もない、共に頑張る物差しを持ちたいですね。 二つ目、南伊豆・石廊崎が再構築する一歩を踏み出しました。折りしも南伊豆町は春に町長選挙、石廊崎再開発元年とか政争の具としない事ですね、昨年景観整備の下刈り作業で地元の方達と八丈島から運んで植えた「やしの木(30年経っている)」を一緒に眺め根元周りを綺麗にして、本当に一歩づつなんですよね。 三つ目、南伊豆では自然利用の一歩地熱発電計画のお話もあります、自己負担の無い研究もして貰えるとか、これも銀の湯会館前に景観整備と避難路建設、願ったり叶ったりですね。 四つ目、昨年アニメ映画「夏色キセキ」では地元ケーブルテレビでのテレビ再放送や誘客に頑張られ 五つ目、クリスマスに合わせて香煎通りをイルミネーション通りに、お金を掛けずに、などなど議員さんや若い人たちが活動的です そのような中、下田では区長会組織の中に存在している自主防災活動を全体連絡協議会として縦横連携の充実を図ろうと動き出しました。若い力熟年の力、前向きな動きの一つづつに明日への明るさを感じています。 平成25年2月1日 代表取締役 渡邉良平 郡上ケーブルテレビ会社との こんな情報のやり取りをご案内します。 岐阜県郡上市で、若者グループ「猪鹿庁」がユニークな鳥獣被害対策を進めている。メンバーは、20歳代後半から30歳代の約15名。猟師(ハンター)の減少と高齢化で、山村地域はいずこも鳥獣被害に頭を悩ませているが、「食」を切り口に新しい突破口を開けようとしている。

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新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 昨年は自主防災活動のフォローに明け暮れました。今年も引き続きメインにして参ります。 自主防災活動は文化だ。と吉佐美で永年防災に努力された進士濱美さんは言い切ります。 須崎でも田牛でも学童の体験修学旅行、お招きして真っ先に防災避難訓練メニューです。 紙面の都合上、進化している各地域防災活動はご紹介できませんが いつ来るか判らない「自然災害」です。大雪に閉じ込められる雪国に対して、当地ではアロエが咲き、水仙が咲いて、もうすぐ桜が咲きます。  豊かな自然の恵みを一杯享受しています、お返しに準備は当たり前です。それを隣に 近所に、知人に後世に。 はたまたお越しいただいた観光客の方々に「安心安全を精一杯 ご案内しましょう。」「おいしい食べ物・身も心も休まる温泉・加えて温もりの心持」  物静かで消極的な市民性、町民性の殻を大きく破っていきましょう。言おう!やろう! 私どもも放送・伝達機器の進化は留まることを知りません。関係メーカーとの連携をより密にして皆様に「平常時放送の充実。(午前時間の活用と122chデータ放送での広報)」「緊急時放送の多様化(テレビにプラスしてFM放送の参入)」「未送信地域への配信(下田・南伊豆共に地域の40%送信)」この3つの課題に挑戦しなくてはなりません。 ※言わなければやらなくて済みますが今の時代です、やらないと都市一極集中はもっともっと加速度的に進みます。不便も大きな売り物かもしれませんが、少なくとも当地で育った子供たちが当地で職業を持ち、家庭生活を営み、人を招き入れる環境づくりは大人の仕事であり責務でしょう。  都会よりよっぽど安心・安全を目一杯発信して 周りから人が寄り合う町づくりを皆で やろうじゃあ有りませんか! 南伊豆では景勝地弓ヶ浜(湊地区)避難路策定、整備計画 進行しました(議員さん、区長、住民の方々盛り上がり)。下田では48区区長会会長土屋磯雄さん48地区自主防災連携組織立ち上げ、地域と行政とのすり合わせが始まりました。  私どもも当地自主防災活動番組を制作して静岡県防災センター+神戸市防災センターで 昨年から2番組を利用して戴いて居ります。「皆様と共に多くのお客様が安心して来てくださる事。」「当地に溢れるばかりの仕事が有る事。」この二つが成就するまで動きましょう。

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