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課題をたくさん突きつけられました、(私の会社も皆さんも)

伊豆大島は台風26号で大きな被害を受けました、27号28号も有りました。時間100㎜の雨とか、わずか二日で800㎜の雨、70年の人生で未経験。50mの川幅で両側500mずつ受け入れたら容積20倍、そんなに受け入れ不可能。津波だって同じ、学者は、計算すれば狼煙崎33m。皆受け入れ不可能ばかり、今回も大島の町長や町民は大変です、且つ結果出てから“崩れる地層は判っていた。”と学者。 学者と生活者を区別しなくっちゃ、大事な時が来ました。
楠山市長小笠原へ表敬訪問、お土産話での会話「下田の平均年齢52歳、小笠原諸島37歳。全島に光ケーブルが敷設されて情報通信、本土と直結(海底ケーブルで)下田・稲梓未だADSL、西伊豆や松崎では携帯通話不可やパソコン通信不能も。」国も県も市も民も出来ないから止む無し、東京都ならば? 地元選出倉田総務副大臣の時(平成20年)ひかりを敷こう1億円であとは国が持つ!と。この時手を挙げておけば? 繰り言解決にならず、出来る事からやろーッ!
2009年デジタル化事前準備で自主放送(コミュニティーチャンネル)制作施設申請の折に全国でビリから四番目の規模だった弊社、送信設備の古さも恐らく文化財、この小規模は今でも変わらない、でも真剣に小さい事に自信を持ち、進化目指す。
大きいところに出来ないことをやる!(ベトコンは米国に屈しなかった。)
今 来年で切れる「区域外再送信・東京チャンネルの送信」打ち合わせ開始です
前回デジタル化の際、周囲がアレコレ騒がしく大変でした、今回業界内粛々、関係者の打ち合わせは進んでいます、詮索や推論でバタバタせずに行きたい。
下田では市庁舎移転、建設問題 南伊豆では地熱調査と温泉熱活用研究
双方ともに市町単独で出来る規模の話じゃない、でも官と民の連携は困難? 場所、予算、時期、いずれも多面的にものを見て、一点でものを言うやり方は卒業しよう。と痛切に感じます。
私も当地に参りまして6年が経ちました。よそ者,若者,馬鹿者の一人は思います「いろんな角度で検討されて、多面的に論議がなされて、ではこうしよう。」
そこで,さあ行くぜ! 皆で責任負うさ、首長と役所と議員と市町民、皆で。
汗も負担も割り勘ですね。他人事と他人のせい,責任転嫁なしですね、そんな時間的、経済的余裕は地方にはあり得ない。
南伊豆町の議員さんが言われました「今9千人の町、20年後6千人と想定される(人口問題研究所の想定・・これ過去から正答率高い)私どもは過去の延長は許されない、一人呼ぶ、一人呼び戻す、住む人の増える町を作る。想定に坐して従う事はしないし、出来ない。そこに地熱研究あり、石廊崎の再構築ありなのです。」と
下田市では楠山市長が 国で「中心市街地活性化法」制定後、活用結果不十分、成果不十分と言われている地方都市の優良モデルを構築するべく時期、予算、生活、文化、将来と多面的にわたって検討中と聞く、今年度から開始された下田市観光まちづくり推進は市長・観光協会長・商工会議所会頭・伊豆漁協組合長・JA伊豆太陽組合長の5部門長で本部構成がなされ進行、大きな期待を持つことが出来ます。

平成25年11月1日         代表取締役 渡辺良平