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物差しの当て方

main1302下田に赴任して6回目のお正月でした。時に下田・南伊豆の人口は併せて3万5千人、今年は3万3千人、少しづつ少しづつ減ってますが、賀茂地域全域で今7万人、そうなんです静岡県の人口の2%。でも面積は県全体の3%もあります。そこに山があり、里があり、川があり、海が。

自主防災の関係で小中学生の教室にお邪魔して「豊かな自然の恵みに感謝して自然とのお付き合いの礼儀として自分達を自然災害から守ること」を説明しています。いつ来るか判らない地震に怯えるのではなく
豊かな自然とお付き合いできる生活を身につける。便利さに囲まれた日常から一歩引いて見る事で忘れがちになるものが見えることも有りますね。

福島原発の事故発生から不眠不休で指揮をとられた吉田所長は癌手術を終えられた後、脳内出血で今闘病中とのこと、ゆっくり休養されることもなくご苦労されているご様子、御快癒を祈るのみです。
計画停電の有った当時東電女性職員は空弁当を投げつけられたり・・、落ち着いて一つづつ見て行きたいですね。

一つ目、先月立川駅でJR東日本は2月の休日に「リゾート踊り子号」中央線高尾から出しますよ、南の菜の花と桜をどうぞ!と試乗会・・・思えば計画停電のとき踊り子号の運休で当地も苦しみました。1年半過ぎてJRも伊豆南を忘れることなく手を入れて下さいます。JRの都合と受け取れば実も蓋もない、共に頑張る物差しを持ちたいですね。

二つ目、南伊豆・石廊崎が再構築する一歩を踏み出しました。折りしも南伊豆町は春に町長選挙、石廊崎再開発元年とか政争の具としない事ですね、昨年景観整備の下刈り作業で地元の方達と八丈島から運んで植えた「やしの木(30年経っている)」を一緒に眺め根元周りを綺麗にして、本当に一歩づつなんですよね。

三つ目、南伊豆では自然利用の一歩地熱発電計画のお話もあります、自己負担の無い研究もして貰えるとか、これも銀の湯会館前に景観整備と避難路建設、願ったり叶ったりですね。

四つ目、昨年アニメ映画「夏色キセキ」では地元ケーブルテレビでのテレビ再放送や誘客に頑張られ
五つ目、クリスマスに合わせて香煎通りをイルミネーション通りに、お金を掛けずに、などなど議員さんや若い人たちが活動的です

そのような中、下田では区長会組織の中に存在している自主防災活動を全体連絡協議会として縦横連携の充実を図ろうと動き出しました。若い力熟年の力、前向きな動きの一つづつに明日への明るさを感じています。

平成25年2月1日 代表取締役 渡邉良平

郡上ケーブルテレビ会社との こんな情報のやり取りをご案内します。

ino岐阜県郡上市で、若者グループ「猪鹿庁」がユニークな鳥獣被害対策を進めている。メンバーは、20歳代後半から30歳代の約15名。猟師(ハンター)の減少と高齢化で、山村地域はいずこも鳥獣被害に頭を悩ませているが、「食」を切り口に新しい突破口を開けようとしている。