Home > 社長コラム > 2月は早い 弥生三月 さあ春です

2月は早い 弥生三月 さあ春です

南伊豆・青野川沿いの桜が中流域は満開が近くなりました、伊豆の南はアチコチで河津桜を筆頭に桜が春を呼んでくれます。

そんな中で南伊豆分校をステージに大人の農業講座
第一回終了式が行われました。同講座では社会人となってから鍬を持った事の無い人達約30人が開始時、耕作農地を貸与、且つ地均しから耕作準備までを分校の先生をも交えて面倒見て下さった高野さんから、終了式最終講座はイチゴ農家の鈴木さんにはイチゴ生育の講座と試食会まで地元農家の方々はじめ関係者にお世話になりっ放しの2月迄でした。新年度は分校生との交わりを持ちながら講座と実習が始まります。農業では教わりながらの会話が多いと思いますが実業の中に入ると多彩な事業関係者が交流を深めつつ、当地の「仕事が無いよ、東京へ行け。」から「有るよ、やり方だよ、この仕事で汗をかこうじゃ、この仕事でSNSを活かしてくれよ。」弾む会話が期待されます。
人口が減るよ、子供が居ないよの地方にあって大人も子供も動き始めています。

先日分校の農芸祭の折発表された分校生の3チームによる発表にも大きな感動をいただきました。惜しくも全国大会出場は逃したものの地域がいきる新たな農業モデルを目指して~南伊豆型スマート農業の推進~として1チーム目は野菜工場事業化の目安販売量・金額までを、2チーム目は河津桜酵母パンの材料の化学分析から、3チーム目は人々の階層に分けた園芸を通じてのコミュニケーション。 力点を置くPOINTは異なるものの
10分間にまとめられた内容は、いずれもが素晴らしい出来映えです。
この全国大会は全国の農業高校(約300校で生徒8万人)の甲子園と言われて居ります。実は第67回大阪での全国大会では関東ブロック代表として選抜された当時の分校
『高羽美里』さんが最優秀賞 グランプリを獲得されております、その映像も感動で涙なくして視聴できませんでしたが SNSの時代です いずれもがスマタブ・ネット(Youtube)で視聴できます、どうかご覧戴きたいと思います。
私このたびの講座でお世話になった分校OBの方々はじめ皆様のお力をお借りして、
生徒に負けない大人に、さあ頑張ろうと思う次第です。

2023年3月1日(作成日2月20日)  渡辺良平