Home > 社長コラム > 大災害は想定外でない 温暖化により激甚災害が普通になりました

大災害は想定外でない 温暖化により激甚災害が普通になりました

9月8日台風15号が伊豆半島東側をかすめて千葉県へ、10月番組表原稿を推敲している今も房総半島ではいまだに停電地域が残っています。昨年秋は静岡県中西部地区が停電で長いところは一週間停電でした。

昨年は中部電力が不慣れなために長引いたのか?と思っていましたが、東電も同様、いやもっと長い期間となりました。
当日夜、私どもは二名が事務所に張り付き対応、停電になり発電機を稼働してテレビ番組の編集・送信に支障がないように致しましたものの、電灯線が開通してもテレビの電気送信線は停電のまま、視聴者の皆様にはご心配ご迷惑をお掛け致しました。 以前と違い東電の総事務局下田にあった頃は打てば響く情報交換でお客様からの連絡東電との連絡、三者が連携して手に取るように情報確認が出来ました。やはり地域密着で業務が行われることは大事だ、を痛感しました。合理化集約化は時の流れでありますが、住みよい町とはなんぞや?を考えるとき、ある面これは手抜きではないか?を思います。
幸い賀茂地域には県の危機管理センター有り、賀茂総合庁舎有り、県は陸の孤島にしない体制を敷いていただいております。三次救急病院がないとか基幹高速道路(伊豆縦貫道)が未完成とか不足は有るものの有難いことです。
近年にない豪雨にも拘らず国道414号天城峠は通行止めにもならず地面・樹林の強さも実感した次第です。
さあこれからですが電気は止まる、これを考えますと携帯電話→充電器、また家庭でも発電機や燃料(都市ガスとプロパンガス併用)準備の幅も変わります。長期間を想定してここで弊社も発電機燃料をプロパンガスに代えました。
それにしてもスマホは便利社会を構築してくれ、今回相互連絡はLINEで一斉連絡出来ろうそくを点けなくてもスマホの灯りで行動可能、おまけに手許の充電器には差し込み口が三つも有り充電電源は太陽光パネル、値段は5千円で少しお釣りが・。良かったことはテレビ送信と併せてスマホの取り扱いを始めてわが身の便利さのみならず皆様にPRして安心安全のお手伝いが少しは出来ると思った次第です。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
スマホ駆け込み寺・小林テレビです。

10月1日  渡辺良平