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新庁舎建設 市長と下田市議会

先月、議員13名のうち11名による新市庁舎建設計画の変更提案がなされました。

過去からの報道によると議場の問題が主たる要件であるかのような感じも有りましたが過去のかずかずの大型事業(文化会館・道の駅・二次救急総合病院等)に際して、議会として※機能をはたしてきたかどうかも充分に考慮して、提案された設計図を基に工期、予算、発注方法(分離?一括?)、緊防債等補助金等提案がなされました。
9月議会に於いては区長総意による市当局案に賛意を示すと言う風評も流れ、それでは議員は不要なのか?と思われる事態や議会中に傍聴席から議員に対する批判・怒号も飛び交い、いかなる報道が良いかどうなることかと大変苦慮しました。
二元代表制で直接選挙で選ばれた首長(当局)と議員との間で福井市長の言われる「抑制と調和」に基づいて最善を目指して進まれる両者間の現状を見聞きするに当たり、これから引き続いての中学校統合による整備、隣接市町との連携も視野に入れたごみ焼却場、葬祭場等の事業から庁舎跡地から始まる市街地整備、道の駅港ゾーン再構築に際して市当局と議員両輪の調和・コミュニケーションに対して「期待できる、これからを強く感じております。」
過去からの大型債務の縮減に奮励された今までと今度は再構築のための大型計画の進行、当局の職員ご苦労は大きい事と思いますが市民の為、広くは賀茂地域の為、前向きに頑張っていただく事を切にお願い開始の11月です。

※議員の仕事 行政の仕事をチェックする。首長は税金の使い道や条例改正を提案、議会の議会の賛成を経て執行する。首長は決算報告を議会で行う、同時に議会で採択を受ける。

地方議会では市長提案の99.1%がそのまま原案可決とも聞きます。(大いに議論を深め、良い町に) 

11月1日 渡辺良平