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「視聴環境の変化に対応した放送コンテンツの 製作・流通の促進方策の在り方」の情報通信審議会への諮問

総務省は、本日、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車(株)取締役会長)に、「視聴環境の変化に対応した放送コンテンツの製作・流通の促進方策の在り方」について諮問しました。

諮問理由等は、以下のとおりです。平成28年10月19日
1 諮問理由
近年、ブロードバンドの普及やスマートフォン等の普及による視聴方法の多様化に伴い、放送コンテンツがインターネット経由で多様な動画配信サービスから提供されるなど、動画配信市場の規模が拡大している一方、テレビ視聴については、若者を中心に、テレビ離れが進みつつあると言われています。
こうした中、日本放送協会や一部の民間放送事業者において、ブロードバンドを活用し、放送と同一のコンテンツを同時にスマートフォンへ、更には高精細化されたコンテンツ(4K映像コンテンツ)を同時にスマートテレビへ提供するといった、同時配信に係る取組が始められています。
―中略―
視聴環境の変化に対応した放送コンテンツの製作・流通の促進方策の在り方について、総合的な検討を行うため情報通信審議会に諮問しました。
2 答申を希望する事項
(1)ブロードバンドを活用した放送サービスの高度化の方向性
(2)放送サービスの高度化を支える放送・通信インフラの在り方
(3)放送コンテンツの適正かつ円滑な製作・流通の確保方策
(4)その他必要と考えられる事項
3 答申を希望する時期
平成30年6月目処 (平成29年6月を目処に中間答申を希望)


私どもの動きはいかがか?
一年過ぎるのが早いのは年のせいばかりでは有りません。目まぐるしく放送と通信のシステム進化に振り回されているのが実態です。11月に幕張メッセで第52回]2016年国際放送機器展が行われました。出展者のブースは1000余驚く事にメインは8K放送で4K放送は標準、デジタルで驚いては居られない。
振り返ってみましょう。2010年7月私は石川県珠洲市にテレビデジタル化で市をあげての模擬実験に行きました。翌年2011年7月全国でテレビデジタル化
ここでの一年間、テレビ買い替え案内、チューナー利用からリモコン操作の説明と追いまくられたものの「鮮明画像」に救われました。 また同年には3月東日本大震災に見舞われ、放送通信の役割も重要視される事になり、デジタル化の進展と「ビッグデータ」の利活用が一段と進むことになりました。今までデータ放送でご案内していた地域情報の文字や画像は幅が広がり、定点カメラにしても3カ所4カ所ではなく、極端に言えば3桁でも4桁でもと拡張可能になりました。KTVの例でいえば静岡県のサイポスレーダーより抜粋した、時間雨量・累計雨量などのデータも賀茂地域全15箇所を表示、河川水量も8箇所を表示テレビ画面でいつでも見れる。なおスマートフォンアプリ「ウエルかも」に同様データをいつでも表示。これで家でも外でも、地域の方々のみならず観光旅行客の方々にも「情報入手を可能」にすることが出来ました。もうここまでくれば安全安心の確認は近隣地域については万全かなと思う中で冒頭の展開がなされています。
どうぞ今後ともご支援ご指導を宜しくお願い申しあげます。

平成28年12月1日
代表取締役 渡辺良平