私共も、自主放送をデジタルで送ることが出来ました。(5年前3月弊社記事)
不十分では有りますが2,000軒の視聴者の方に設定案内を個別直接させて戴きました。リモコンの操作が判らない・・当たり前です、今まで電源入れればテレビは映る。番組代える時はカチャっと、音が大きいときはつまみをひとひねりでした。テレビを見るにも一苦労の時代です。そんな御報告から、パソコンで映像が見られて、次には携帯電話でもテレビの代わりをする時代、ケーブル線がなくても無線で映る時代になりました。目まぐるしい変化、成長をして放送と通信は地球を丸呑みにして境を、国境を無くしてしまいました。等が5年前のご案内でした。まさにデジタルが身近になった5年前12月の番組表の話。
今は国を挙げて「まち・ひと・しごと・創成。」一色です、地方の衰退を予測して東京一極集中を分散しよう、人口減少を食い止めよう。4年前には3.11で高台に無くてはすべてなくなる議論、今度は創成申請なくしては、町は見放す。
極端から極端の伝わり方でどうしても落ち着く事がむずかしい。これも放送や通信、伝達手段が進化した証かもしれません。
下田では市庁舎高台?現在地?敷根民有地?、住民反対署名運動9500?市当局は本件含め10数箇所の地区での行政説明会。少しも落ち着かない昨今12月は下田市も南伊豆町も議会が開催されます。両市町共に長い海岸線と豊かな海をもって居ますが今、防災の観点から防潮堤の提案が国などから試案がなされ始めています。ここでまた右と左の議論、声の大きいものの勝ち?身内の多い者の多数決?。複雑に絡んだ混乱は避けたいですね。
例えば下田市庁舎今月12月議会で説明と質疑が広く深く展開されると思います。予算の事で後世に負担をかけない?町の真ん中に有ると良い?防災や観光も視野に入れて?と一杯言う事は有ろうかと思いますが落ち着いて一つずつが進んで行かれることを望みたいですね。
防潮堤の計画にしても大きな防潮堤を過信して災害被害を大きくした事例を私たちはいくつも眼にしてきた訳です。文化や歴史、地形や生活 地元の事は東京ではわからない。しっかりと腰を据えて地元を見つめて、地元を大切にしたいですね。こういう言い方をしますと反対派だと白黒表現が始まります。
弓ヶ浜を例にとると防潮堤を作れば、青野川に水門を作らないと遡上する水力で大変、よって水門も。ならば今の侭、避難路充実してウオーキング・ハイキングコース・里山整備用道路兼用。避難タワー数量充実して休息所としての普段使い・災害時使いとの二刀流。「まち・ひと・しごと・創成。」の仕組みに絡めて全力尽くして道を拓きたいですね。
どうぞご健勝に過ごされて良いお年をお迎えください、今後ともご支援ご指導を宜しくお願い申しあげます。
平成27年12月1日 代表取締役 渡辺良平