7月20日参議院選挙が行われました、3連休の真ん中が20日で投票率が上がらないだろうと言う想像に有権者の行動は期日前投票に2,618万人、全体で投票率は58.51%驚く数字でした。前回の参議院選挙は全国平均52.05%でしたから、多いほうに意識が変わったと言えますね。
既存政党に嫌気がさすと同時に、一人一人の一票が生活・経済・環境に繋がっている。そんな感じが、女性が42人、三人に一人(前回35人)、当選されたことにも見える気がしました。
また分かり易く所得を増やそう!!と言うことに、私も10人ほどの小さい規模での事業運営を行っていますが社会保険料支払いは本人負担の半額(同額)を加え総支給額の28.8%がかかっています。加えて所得税15~20%、市県民税5%でほぼ半分近くが税金で消えるわけです。税金徴収が総額で不足ならば歳出を考えよう、対決より解決と言った話に比べて、選挙前のバラまきはしない、侮辱するなとテレビの前で言っておいて二日後に二万円を支給するという総理、しかしこれには国の事務費数百億円、市町村レベルの受付給付1、000億円、郵送費通知数百億円、銀行手数料100~200億円、臨時要因費用等数十~100億円がかかります。ならば税を集めずに手間をかけない。これが最善だと誰でもわかる。こんなところを見抜いて自公のみならず民主党まで飽きられたのではないでしょうか。投票日前の新橋駅前SL広場の大聴衆の中には小学生中学生高校生、つまり選挙権を持たない人たちが見えていた。引き換え、総理には来てほしくない地域の方々が居られた、社長に現場に来なくて良いとは余程のことでない限り、言えません、現場の候補者、応援される方々は本当に辛いことでは無かったでしょうか。なぜこうなったか「霞が関の官僚と政権与党の縦割り分権、慣れあい。」糠みそも手を入れないと腐る、知らず知らずのうちに優秀な方々でも木を見て森を見ずの結果であったと思います。ベテラン政治家や官僚管理職が一歩も二歩も引く時代が来たのではないでしょうか。私も今すでに高齢者、若者に託して、期待して、投票参加もほどほどに若い人たちに任せたいと思った次第です。
2025年8月1日 渡邉良平