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3月 3.11東日本大震災より1年が経ちました

今月、私どもは5日間 防災の関係番組をお送りします。 岩手県大槌町保育園・八木沢園長のお話、下田河内地区防災役員さんの 静岡県防災センターへおでかけしての聴講、下田市議さんの各自主防災組織活動確認と啓蒙の状況、同じく南伊豆町の活動などなどです。併せて「釜石の奇跡」紙芝居を制作いたしました。 紙芝居を持って周り、啓蒙啓発活動に地域広報コミニュティー係として動きたいと思います。
釜石の奇跡を生んだ児童生徒(三千人)は群馬大学大学院・片田教授が8年間にわたりご指導をされた事を見事に実践した結果でした。片田教授はあれだけの巨大津波に対しても、日頃からしっかりと備えておくことができれば、犠牲者ゼロは不可能ではないんだ。と言われています。当地での東海地震想定は津波ばかりでなく、土砂災害・家屋の倒壊も予想されます。まずお家の耐震確認を、次にいつ・どこに居る時に発生するか、避難路避難場所確認とお互いの理解、承知、必要な準備は沢山あります。東北の人達は今も明日の望みを抱いて、復旧のために汗と涙で頬を濡らし・・でも「釜石はこの児童生徒が居る限り必ず復興する。」
といわれています。
「暗く悲しい、そして不安をかき立てるような報道が多い」とも言われ地域密着は何だろう?自主放送は何だろう? 考えさせられた事が一杯ありました。下田・南伊豆の方々と腰を据えて防災を共に学び、実行する事、そしてそれが震災に遭われた方々に「申し訳有りませんが、お陰さまで私たちは学ばせていただきました結果、 こうでした。」とお返しする事が出来たならば何よりのご恩返しとなろうかと思います。
想定予想を信じるな 絶対安全はない、用心する事、その為に訓練をしておく事だったと片田教授は�ハザードマップ�避難札�率先者�津波てんでんこなどを学年に合わせ具体的、明確に児童生徒に学ばせて、今、広域首都圏防災センターホームページで釜石の教育カリキュラム等も学ぶ事が出来るようになっています。