Home > 社長コラム > 賑わった海・賑わった八幡神社例大祭 いよいよ多面的な地域防災の展開が求められます

賑わった海・賑わった八幡神社例大祭 いよいよ多面的な地域防災の展開が求められます

3.11大震災が尾を引いて下田や南伊豆町に観光客の足が途絶え、大きな心配事の中で「復活なるか?」の8月が大賑わいのうちに過ぎました。久し振りの大渋滞から、食事どころの行列に安堵。
さあ、これから地域挙げての防災計画立案、行動、つい先日「伊豆歩倶楽部」事務局長であった笹本さんから「賀茂地域・古道」についてお話を伺いました。海と山の賀茂地域、各々の集落は古道でしっかり繋がっています。静岡県の南海トラフ防災対策予算は10年間で4千億円。当地の海山をつなぐ古道を再生して避難路にそして途中の広場を避難場所に。下田も南伊豆も松崎も河津も皆つながる。海と山がつながれば避難から救援、一時避難といろいろな手段を講じる事が可能です。
且つ、伊豆は今「ジオパーク。」また「石廊崎の再構築。」熊野古道の向こうを張って多面的な「ハイキング、散策、里山保全。」防災を兼ねて対応出来れば「一石四鳥。」実現に向けて色んな提案が具体的に早く求められているのではないでしょうか。
今年に入りましてから「南の桜・夜桜流れ星。」から「下田がんばる浴衣バル。」かずかずの民間立ち上げイベントが企画されて大成功、聞けば業界の横連携、人たちの横連携、横連携と盛り上げ機運が上手に絡んで成功しているのではないでしょうか。大事な生命・財産を守る、地域を守るには人も知恵も多面的な展開が必要、殊に当地は観光客の存在が有ります。地元の充実は外部に向かって大きな観光誘客の力になります。さいわい情報通信関係の技術進化は著しいものがあります。いつでもどこでもモバイル端末(多機能携帯端末)+パソコン+テレビの時代
私どももテレビ地上波の受信と再送信プラス自主放送の制作・送信
のみでなくて、各種受信装置との連携から送信計画の研究に入らなくてはいけない時代となりました。
また、経済活性のネタがないので職場が無い、だから職を求めて首都圏勤務、残されたのは育てた親と少人数の跡継ぎ世代。この嘆き節以外に稼ごうぜ、呼ぼうぜ、住んで貰おうぜ、の声と行動も目に付くようになりました。もう一歩の感じがします、お互い頑張って行動開始の初秋となります。どうぞ今まで以上に、ご助言ご指導宜しくお願いします。

代表取締役 渡辺良平