Home > 社長コラム > 台風と防災 町興しと車社会

台風と防災 町興しと車社会

台風15号は浜松に上陸して静岡県内を総なめにしていきました。
強い風と雨に南伊豆も下田も、伊豆半島全域を襲い、倒木や家屋の破損
農作物に大きな被害をもたらしました。私が赴任して4年、一度も大きな台風に遭うこともなく参りましたが、今度ばかりは大変でした。
一部地域が停電により電灯は点いていてもテレビが見れない(電力会社の電灯線と送信線が違うため),こういう時こそテレビが見えなくては価値が無い! おっしゃるとおりでご迷惑をお掛けしました。紙面を借りてお詫び申し上げます。
東日本大震災以降「防災かくあるべし・・」議論があちこちから湧き上がり、私ども放送に携わるものとしても「どうあるべきか」検討を迫られています。
先月、「みんなの広場」に下田・町店町の太鼓台が飾られました。
保存状態も良く綺麗な状態で展示してあります。太鼓を吊るして飾る房は昭和8年に東京の越前屋さんで新調したと書き物も残っています。
当時、大学卒 初任給 90円・米 10キロ 2円50銭・映画 50銭・理髪 45銭・東京-大阪 汽車賃 6円の時 房だけで数十万円(現在貨幣価値)かけた町衆の心意気が伝わってきます。大切に保存を心掛けて参りたいと思います。
折りしも24・25の両日、町店町では歩行者天国が行われ、終日賑わいを見せました。道路は遊び場・コミニティーゾーンだった往時を想い出させるひと時
に車社会の便利さと引き換えに失った何かを強く感じました。
観光不振と嘆かずに一つづつ出来ることをやっていこう! とおもいます
みんなの広場では「つる首かぼちゃ」の試食会を計画です。