一度も雨に遭うことなく盛況のうちに黒船祭が終了しました。 米国からはルース大使
ご夫妻が、共同開催の静岡県からは川勝知事が、 岩手県の山田町からは沼崎町長
はじめ大勢の皆様が 「ありがとう・感謝」の黒船祭3日間でした。 弊社では黒船祭に
間に合わせる二つの事が無事完了、 一つは下田海上保安部屋上から海を映す定点カメラ
(防災の観点からご協力を戴きました) 間に合いついでに初日の晩はお留守番の方々が
自宅で花火の生中継が見れるように放映(カメラ角度を自在操作です)できました。
もう一つはケーブルテレビ連盟で開発、デジタルサイネージ、これはテレビの下の
BOXにライフジャケットが30着常備、テレビでは映像・文字、常時の案内+緊急放送可能
といった優れものですが試作1号機の ため半ば完成状態を祭りでPR、
無理やりスタートの為、屋内での放映(テレビ画面が屋外では輝度不足)
となりましたが見応え、使い勝手の 良い見通しを立てることができました。
デジタル時代になりまして放送・放映の道具や仕組みが著しい変化で 進展進化、
上手に使おうと色々チャレンジの最中です。
一方で「防 災」下田や南伊豆は最大津波予想25.3mが一人歩き、 しかし自主防災
地域活動は大変活発でお会いする度、お話を伺う度に 関係者の熱い思いと、ご努力に
感動しています。 私どもはこの努力を内外に向けて発信、報われる安心・安全な
地域作りに少しでもお役に立つことを目標にします。
2012年3月日経BP社より発刊「全盲の僕が弁護士になった理由」作者大胡田誠さん、
(奥さん・大石亜矢子さん(全盲のピアニスト)若いお二人とも私と同郷、沼津出身 (奥さんは
私同じ町内)。本の中で「ネットやパソコンの進化がどれだけ救いになっているか。」
と言い、「だから無理」より「じゃあどうする」の見出しの最終ページに、
彼がある精神科医の言葉を借りて「心はどこに存在するのか」という問に対して、
「人と人との間にある」と。体のどこかでなく、誰かのことを思ったときに、
その人との間に生じる感覚と結んでいます。若いお二人の頑張りに負けないように、
中央防災会議を始め官庁、メディアの大きな力に負けないように、
「落ち着こう日本・一歩づつ下田・一歩づつ南伊豆」
ささやかですが頑張ります、頑張りましょう。