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放送と通信

8月と9月に本土狙いの台風は7つを数えました。6つは上陸して一つは静岡県を前にして消滅しました。

台風16号も静岡県に入る前に温帯低気圧になりましたので、静岡県はもとより伊豆半島は大きな被害もなく9月の台風シーズンを越すことが出来ました。
しかしながら九州中心に西日本、東北北海道のように普段台風と無縁の所も大きな被害を蒙りました。海水浴客の足が遠のいた、お客様の空白が週末の度に大きかった。などなど辛かった点は有りましたが、当地は直撃を免れ、上陸を免れたことが何よりでした。
昭和50年代(30余年前)は伊豆半島が地震・台風の中心であった訳ですから気を緩めるわけには行きません。
しかしこの期間 この間に 放送と言うか 通信というか メディアの進化は恐るべきものです。そして今なお大きく進化しています。
つい先頃ですが、福井下田市長を囲んで賀茂地区若手議員の座談会収録をさせて戴きました。その際、下田市ではタブレット端末を生徒児童に持たせてITの時代に馴染ませる努力をしたい、議会にはこれから図るのですが真剣に考えています。と決意表明がされました。すると若手議員のお一人から「下田がやってくれると道が開ける。大いに期待をします。」とエールが送られました。
ともすれば置いてけぼり地域でありましたがここにきて松崎町、西伊豆町続いて南伊豆町にもひかりケーブルが敷設されることになり賀茂地域は大まかに全域がひかりOK地域となります。

そこでタブレット端末の寵児スマートフォン(携帯)の歴史を振り返ってみましょう

  • 1985年(31年前)NTTが民営化 ショルダーフォン(肩掛け電話)は5kgでした。
  • 1987年(29年前)900gの携帯電話が出ました
  • 1989年(27年前)前年東京23区IDO通信サービス開始 後DDI(現au)携帯を
  • 1990年(26年前)携帯自動車電話キャッチホンサービス
  • 1993年(23年前)ドコモ デジタル式携帯電話開始
  • 2000年(16年前)ソフトバンク(Jフォン)初のカメラ付き携帯発売 この年アナログ式携帯はすべて廃止された。
  • 2006年(10年前)ワンセグ開始 この2年前お財布携帯が登場
  • 2007年(9年前) 携帯電話1億台超える
    翌年ドコモでグーグルが開発したプラットホームアンドロイド搭載スマホ発売

    途中各携帯電話会社がPDCサービスを終了して
    PDC=第二世代携帯電話,NTTが開発して政府意向で全業者が採用したがNTT法
    で海外進出の枠規制で日本以外採用されずローカル規格になったため2012年7月使用中止が決まった
  • 2015年 (1年前)  MVNO「格安スマホ」 SONETが発売

この間 2011年3月に東日本大震災が発生 人災か天災か をさまざまな方面から問われると共にタブレット端末の威力が如何なく発揮されるようになった。
(タブレット って Tablet って書きます テーブルのことです)
(Mobile Virtual Network Operator,MVNO)って、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話などの移動体通信サービスを行う事業者のこと、(つまり設備は借りて他人の褌で相撲を取る仕組み)
こんな進化をしながらの時代 テレビは2011年にデジタルになりました。アナログ時代に比べると随分映像が綺麗になりました。
私たちは何はともあれ 地域に密着して 高齢過疎や地方消滅など辛い言葉に怯えることなく前進したいと思います。今後とも宜しくご指導のほどお願い申し上げます。

2016年10月1日  小林テレビ設備㈲ 渡辺良平