情報(放送・通信)利活用を実施に
4月18日大雨で警報も出る、まさかであった!駅前橋の橋桁が浸かる寸前、事務所の中にも浸水、近隣地区は住民で道路を通行止めにして対応でした。
香煎通りと駅前通り、昔は良く浸かった。以前河川改修工事をして戴いた関係でここのところ水害に会わなくて10数年ぶり・・と。 私どもでは大賀茂チーム二名が動けず吉佐美が水浸し、高馬では土砂崩れと大荒れでした。
でも当地の体制で、住民も本当に協力し合う訳がよく判ります。(下田市消防団員375名、南伊豆町は309名。南伊豆に至っては住民27人に一人消防団員が。下田も59人に一人・因みに全国平均で行くと住民150人に一人の団員 人口5倍の三島市と下田は団員数が殆ど変らない。地域の守り文化、共同社会が崩れていないんですね。)これは本当に凄い大きな力だと思います。
併せて感じたことが有ります、2011年の東日本大震災以降 津波津波で殊に下田では33m、33mが独り歩きで煽られました。そこにこの度の大雨です、海と山と里と川、すべてに危険は有りますがバランスと共存、雨も風も海の注意と同様に、意識の中にと言う自然からの注意報だったと思います。
3.11先の大震災の時、有れば良かったもの、無くて困ったもの。
「情報インフラ利活用」です、今、静岡県を例にとりますと雨・風・河川の増水から波浪まで測定調査結果が時点時点でサイポスレーダーで発信されています。各種データはネットでスマホやパソコンにつながっています。その情報インフラが電源喪失したら困る?今、車で充電が出来ます、またカセットコンロ用ガスボンベで発電が出来てスマートフォンなら一度に50台くらいがまとめて充電できる器具も開発されています。国・県や市町の情報もしっかりと届く体制も整ってきています。
あとは用意する器具類とネットとのお付き合い、私はスマホに弱いとか、ネットは無理だと思わなければ充分コミュニケーションが取れます。通れない道路や避難している場所との連絡も有線がダメでも無線がカバーします。
3月より「ほっとモバイル」格安スマホの取り扱い販売を開始しました。
やってみてわかりました。若い方々はスマホもネットも充分わかっています。
この利活用でかなりこれから安全安心はもとより職業、就業スタイルも変わるぞ・・まで認識しています。つまりネット利用で人間がやらなくてもコンピューター(パソコン)が処理する、身近なところで変化進化が起きています。
今、格安スマホの窓口に見えた最高齢の方は87歳です、高齢者にとって一番のポイントは始終使わないと、忘れてしまう、使い方の応用を効かせる前に手順にまごついてしまう、そこで日々の繰り返しの中で「あれも出来る、これも出来る。」出来る事を一つずつ増やしていく、便利道具の活用を学び経験知識をしまい込まずに表に出してコミュニケーションを図りながら健康寿命を延ばす。こんなことが理想ですね。そのために受付窓口を設けて言われたり聞いたり、言ったり言われたりの仕組みを組んでおります。テレビの画面にもネット情報が飛んでくる時代ですからまごついて当たり前ですが道具を便利に使う知恵を若い人に教わりながら頑張ろうじゃ有りませんか。どうぞお立ち寄りを。
2017年5月1日 小林テレビ設備有限会社 社長 渡辺良平