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2月の桜・3月のかざぐるま・5月黒船祭

お正月3が日には自主放送の8時間番組を1日3回転、放送させていただくことも出来ました。現在途中でありますが定点カメラの設置を一部開始いたしました。これから「防災と地域の広報」を幅広く活動出来るようにエンジンを吹かしたいと思っています。南伊豆では石廊崎が往年の輝きを取り戻せるように活動が始まっています。下田では昨年末NTTのひかりが敷設されました。「復活石廊崎」にしても周辺の問題や資金・運営の問題、「NTTひかり」にしても現在下田局番28局も南伊豆も予定が未定。何にしても物事に一気解決はありませんね。 しかし不安や批判では前に進まない事も事実です。ひとつずつ一歩ずつ、そうです”これから・これから”です。議論や意見を交わして動きましょう。
気を引き締めて、心して社員一同、日々の仕事に邁進したいと思います。ここに昨年日経新聞に掲載されたドイツ文学者池内紀氏の福島原発 事故3ヶ月経過時に・からはじまる「あすへの話題」”無知、怠慢、欺瞞、罪”を 抜粋してご案内します。

「私たちの無知」原発の恩恵を受けながらいかなるものかを知らなかった(寿命40年、その後の廃炉又使用済み核燃料処理に莫大な費用と長い歳月を必要とする。)
「私たちの怠慢」少数の学者が繰り返し警告していた事に耳を貸そうとせずきちんと受け止めて考える事を怠った(危険や建設・廃棄に巨大な経費を考えれば決して安くない)
「私たちの欺瞞」絶対安全といわれても世の中に絶対と言えるものなど何一つ無い事を良く承知している、知っていながら知らないふりをし、自分とは関係ないようにみなしてきた「私たちを無知にとどめ、怠慢にさせ、利己主義と自己欺瞞に導いたものがある。無知にとどめておくほうが自分達に都合が良く、知らないと思わせる事が利益になる。それについても私達はうすうす感じていたのだが大勢に従って安楽を享受してきた。この罪は孫子の代まで私達につきまとう。罪に目をつぶるのはとても卑しいことなのだ。と結んでいます。(紙面の都合上、全文を掲載できませんでした事をご承知下さい)
いろいろな事情もあり、いろいろな立場もあり、ひとくくりには出来ないものがいっぱい有りますが、今も復旧、復興に汗し、涙し、奮闘されている多くの方々が居られます。感謝して労苦に報い冷静に受け止めて明日からの日々を送りたい。