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防災について 自助・共助・公助 求められる言う事やる事

6月27日に県では10年間で4,000億円かけて南海トラフ地震想定の対策を実行します。そのためには県職員の給与を削っても・・川勝知事・・。
1番目「命を守る」2番目「被災後の生活を守る」3番目「迅速着実に復興を成し遂げる」そのために151のアクションプログラム(いつ、なにをするか)を発表しました。どんな被害が想定されるのか?という所からを県内くまなくチェックして組まれたプログラムを含めて関連資料は数百ページにも及びます。 県の覚悟と県職員の構築能力には頭の下がる思いですが、私達はどうすれば良いのでしょうか。
県が海岸沿い対策を公表したものには伊浜海岸・漁港、妻良漁港、吉田海岸,三坂漁港、手石港、五十鈴川、殿田川、中木川、青野川、前田川、下田に来て田牛漁港、吉佐美海岸、下田港、外浦漁港、須崎港、大賀茂川、稲生沢川など。
耐震化を図ったり、かさ上げをしたり、新設したりして整備を図ろうという叩き台です。詳しい関連データは県のホームページ「第4次被害想定」関連のところを開いてください。当社でもテレビで折に触れて説明する予定です。
そうか、県がやってくれるのか?良かった・良かったで良いのでしょうか?
住んでいる我々が最も望むものは何か?どういうものか?考えることと関係する役員さん(区長さん・防災会長さん・議員さん)に言う事が求められます。
また、それより先に避難路を! 避難場所の整備を! 避難場所の備蓄を!
そして、避難する前に近所同士の連携を(隣の婆ちゃん、どの部屋で寝起きしている。薬は何と何を飲んでいて、どこに置いてある・・近所同士で承知している地域も現に有ります。)!
避難する前に家が壊れて動けない、家が倒れて避難する人の妨げになる事はな

いか、確認と手入れも必要です。お家の全部を地震に耐えられるようにしなくても、普段寝起きする場所の手入れだけ、それより先に家具が倒れないように金具で止める。これも方法です。

お知り合いの方に声をかけてお知恵を借りて、いよいよ行動の時が来ました。
来年の9月は下田港を中心に賀茂地区が静岡県一斉防災訓練の担当拠点地区です。遅くても、その時までに自分の命は自分で守る、そのために家族や友人知人、近所地域の交流を確立して、安全安心の心構えを先ず作り上げて、次に自主防災活動の方や責任者に希望要望事項を伝えて必要と思われる共助や公助を求めましょう(自分たちで出来る範囲には限界が有ります、また国や県は具体的な詳細事項については判らないし、見えないことが一杯あると思います。)。こうして一人一人の考えと行動が大きなうねりとなった時に群馬大学大学院・片田教授とその教えを守り行動できた釜石の児童たちをはじめとして多くの苦難に今も立ち向かって居られる方々にお返しできるお礼と励ましになるのではないでしょうか。東北の被災地、全く同じ地形に住む私たちが学んでいる姿は現地の復興復旧に必ず支えになる事を確信しております。

平成25年8月1日

代表取締役 渡辺良平