当地では早くも桜が咲き始めました。19年のあいだ、海善寺山門の桜を眺めながら通勤し、この土地の空気と人柄に支えられてきましたが、昨年末から今月にかけて、3か月連続で南伊豆分校の問題を取り上げることになっています。
一昨年の説明では「存続」とされていた南伊豆分校が、昨年11月になって突然「閉校方針」と伝えられました。年末には加畑県議、岡部町長をはじめ14名の皆さんが県庁を訪れ、池上教育長に「存続・維持・充実」を求める意見書を提出。さらに12月26日から署名活動が始まり、1月30日の締切を経て、2月中旬に県へ届けられる予定です。
ただ、学校の問題を県や先生、生徒父兄に任せきりにしてきた地域側の姿勢にも、反省すべき点があると感じます。「人口減少だから仕方ない」と、どこか他人事にしてきた部分があったのではないでしょうか。子どもは地域の灯りです。その灯りを囲む地域の力が弱っていたことを、私たちは認める必要があります。
学校が近い、病院が近いという利便性だけでなく、「この学校に通いたい」「この地域で暮らしたい」と思える魅力づくりも欠けていました。社会環境の変化については12月号で触れましたので、ここでは繰り返しませんが、地域全体の“姿勢”こそ問われていると感じます。
一方で、希望となる動きも出てきました。11月以降、加畑県議、岡部町長、議員の皆さん、地域内外の有志との意見交換が活発になり、田舎留学、サテライト教室、協力隊の活用など、さまざまな提案が行き交い始めています。地域が本気で声を寄せ合えば、必ず道は拓けます。
小林テレビでは、有線放送に加え、スマホ・インターネット・パソコンでも番組をご覧いただけます。「県議対談」「町長対談」「議員座談会」など、地域の課題と未来を語る番組を毎月お届けしています。今後も、より広く、より深く地域の情報を発信し続けます。ぜひご視聴いただき、皆さまと共に“学校づくり・地域づくり”を進めていければ幸いです。
2月1日 渡辺良平

