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空気に流される 判っているようで判っていない 毎日反省しきりです

去る8月15日終戦の日、日経新聞春秋欄に旧日本軍を考察した書「失敗の本質」は「情緒や空気の支配」を指摘した。科学的思考が組織のクセとならず、必勝の信念、戦機は熟せりなど空虚な文句が破局へ導いたという。と記されていた。

どうもこの地、賀茂地域に有っても下田市長交代劇に見る市庁舎建設計画にはじまり、南伊豆町町長交代劇も地熱利活用計画やCCRC計画から、はたまた河津町での複合施設建設計画に伴う町長リコール問題・・・このように連続する流れにどちらが良くてどちらが悪いという事ではなく、まさに「情緒や空気の支配」を感じてなりません。揚げ足を取る、一方的に要求する、マルとペケ、良い悪いで議論、検討に耳を貸さないなんて事があるのではないでしょうか。例えば聞いても理解できない、などの場合に、判る言葉で話すこと、判る判らないの問題点をお互いが理解すること、何かが足りない気がします。
判らせること判ってもらう事と賛成させることは違う訳で深く広い心で行政、施政者も市民町民も日頃の生活をしなければいけない。と思う昨今です。
トランプ現象や北朝鮮問題にイスラムテロ、全く世界的にも本当に落ち着きません。

そんな折、スマートフォンでフェイスブックに伊豆縦貫自動車道の第二回アンケート案内を載せましたが反応がイマイチ、毎日テレビでもアンケート出しましょう!道の駅にも投函箱置いてあります。ホームページで案内mailでアンケートも出せますと 案内もしていますが???大丈夫でしょうか???
首長さんや議員の方々はじめ産業団体の方々は陳情要請を続けられています。8月下旬には石井国土交通大臣、牧野副大臣にも面談をして陳情、要請をして下さっております。石井啓一大臣は公明党の縁故で土屋忍議員(下田)、牧野たかお副大臣は静岡県選出自民党議員で増田清議員の根回し、20名ほどの団長は福井下田市長、太田町長も相馬町長も同行ですが、本当に関係者大忙しです。
最後の難関「天城越え」。下田から東名沼津インターまで1時間、順天堂病院までドアツードアーで1時間、1,000億円余の予算計画ですがここでの3案が1案に絞られますと「いよいよ路線決定、実施計画、工事着工」とひとつずつ進んでいくわけです。アンケートの提案中身をしっかり学んで、「なんだ、関心がないのか?その程度の知識か?」と食い違い、齟齬がないことを願うばかりです。関連事項番組は出来るだけ多く皆様のお目に触れるように努めますので宜しくお願い申し上げます。
残暑厳しき折 水分補強を怠らずにお過ごしください。

2017年9月1日    渡邉良平